
言語は、知識や経験、論理的思考、感性・情緒等を基盤として、自らの考えを深め、他者とコミュニケーションを行うために必要なものです。
きこえない・きこえにくいお子さんも、乳幼児期から発達段階に合わせて、言語の獲得・習得をすすめます。
音声言語
日本語などの音声をきいて話すことです。
きこえない・きこえにくいお子さんは、音声言語の獲得については、きこえの程度により大きく影響されます。
そのため、できるだけ早い時期から補聴器や人工内耳などによるきこえの支援が必要です。
手話言語
「手話」という視覚的言語は日本語と同じ言語のひとつです。きこえの程度により習得するものというより、きこえない・きこえにくいお子さんが
自然にアプローチできる「見てわかることば」です。
きこえない・きこえにくいお子さんにとって大切なのは
母語としての言語(音声言語・手話言語)を獲得することと日本語の読み書きを習得することです。

神奈川県では、手話に対する県民の理解を深め、これを広く普及していく必要があるため、神奈川県手話言語条例を、平成27年
4月1日から制定、施行しています。また、条例の趣旨に基づき、手話を必要としている子どもがその希望により手話言語を
獲得。習得できるよう聴覚障がい児等手話言語獲得支援事業を実施しています。
聴覚障がい児等手話言語獲得支援事業「しゅわまる」
聴覚に障がいのあるお子さんとその保護者の方が、楽しく、少しずつ、手話に触れ、覚えていくことを目的としています。
手話に触れる機会として、てあそび、からだあそび、絵本の手話語りなどを通じた、手話獲得の場である手話交流会「しゅわ
まる」とともに、子育てのことやきこえのことなどについての情報提供、意見交換などを行う保護者を対象とした「手話サロ
ン」を開催しています。